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2005年 07月 16日
OECD諸国の子どもの学習到達度調査(PISA)と
いうのがある。公式ページは ここ。 それによると、日本の15歳の生徒の学力が下がったので、 総合学習をやめて、その時間を基礎科目の学習に振り替え たらどうかという議論があった。 この年齢の子供を持つ親には無関心ではおれないだろう。 実は、ドイツでもこの学力テストは大いに関心をもたれている。 というのも、ドイツではヨーロッパの中でも学力が下がりに 下がっている部類で、総合第一位のフィンランドという国が 近くにあるにもかかわらず、なぜアカデミズムの伝統のある ドイツが??・・・と不安なのである。 学力不振の理由として、授業時間の不足が指摘されている。 学校教育で特徴的なのは、授業は基本的に午前中だけ。 正餐が昼食という前世紀からの伝統のため、ふつう、午後の授業は 無い。子供は家に帰って家で暖かい食事を摂る。 そのかわり、夜は、基本的にKalt Essen(冷たい食事) と 決まっていて、パンにチーズかハムを挟んだもの程度で 軽く済ます。 しかし、私が見るところ、授業時間よりも、 授業日数の不足が問題かもしれないと考える。秋休み、 クリスマス休み、カーニヴァル休み、イースター休み、 それに、長い夏休みなど。通算すると、学校教育を受けている生徒は、 土日以外に67日の休日をもらう。(2005年度) 州によって夏休みの日程は違うが、 ノルトライン・ヴェストファーレン州では、7月7日から 8月18日までが夏休みである。子供の休みに合わせて親も 休みを取り、家族で休暇を過ごす。 教師も休みで、大概は、旅行をしている。 旅行は、教育的にはよいものでありますが・・・ね。 机上のお勉強も大事じゃよ。(tamayamのつぶやき) 世間が休みでも、私の職場は、残念ながら、ドイツ人並みにと は行かない。年に17日の公休があるのみ。 もう一つの理由として、よくささやかれるのは、 移民が学力を下げている という議論だ。 それも、あるかもしれないなぁ。 学校制度そのものの欠陥を指摘する声もある。 それを言い出したら、大変なことになるぞ。
by tamayaM
| 2005-07-16 13:17
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