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2005年 08月 06日
これで、ワシントンDCの話は、終わりにしましょう。
最後に一つ。 ワシントンDCを訪れたのは、今回が3回目。初めてのときは、 子どもが幼いときで、スミソニアン博物館の恐竜だの、飛行船だの がお目当てだった。 2回目は、子どもが高校生のころ。 近ごろ結婚した長女を連れて行ったら、行きたいところは、FBIと ペンタゴン(国防総省)、ホローコーストMuseum(ナチスによる 大量虐殺記念博物館)だという。 若い女の子にしては変な好みだなあと思いながら、 最後の Holocaust Momorial Museum だけお付き合いした。 そのときの衝撃が大きかったことと、 たまたま現在ドイツに住んでいるので、今回も時間が取れれば、 再訪したいものだと思っていた。 スミソニアンの多くの博物館・美術館はすべて国立なので、入場料が 無料。しかし、この博物館は余りに入場希望者が多いため、事前に 入場整理券を取る必要がある。 私も朝10時前に行って行列に並びましたよ。 見学は、最上階の4階からだんだん、階下に下がっていく方式に なっている。 4階は、1933年から39年まで、ナチスがどうやって結成されて いくか、どうしてユダヤ人が標的になっていくかの過程。 3階は、1940年から45年までのナチスが行った出来事の記録。 2階は、ドイツを中心にヨーロッパ全土で行われたユダヤ人迫害の 実態が明らかになる様と、連合軍による戦後処理がどう行われたか、 アメリカが行った難民救済事業の実態について。 アメリカが最も力瘤を入れて見せたい部分は、当然2階に集中する わけだが、私は、4階から3階の部分の歴史的過程に関心があった ので、それらを注意深く見学した。 2階の、ナチスに抵抗して戦った人のリストの中に、日本人として ただ一人、リトアニアの副領事だった杉原千畝の名前が記載されていた。 1階の売店も充実していて、私はドイツ人の神学者、Bonhoefferに 関するVTRを買うことができた。 ドイツでは、ベルリン郊外のザクセンハウゼン強制収容所を訪れた。 各地でユダヤ人博物館があれば、できるだけ足を運んできた。しかし、 説明がドイツ語だけであることが、私の理解力を狭めてしまった。 また、展示の方法という点に関して、ドイツの多くの関係機関の主宰者は、 本当に無知な見学者に歴史的事実を分からせる努力をしているのか、 疑わしく感じた。ドイツの美的センス、高度のテクノロジーと学術的 叡智を駆使すれば、もっとわかり易く、教育的な展示ができるだろうに あるものを並べましたといったお座なりの展示が多かった。 ドイツにおけるナチスの蛮行、日本人による真珠湾攻撃、米国による 原爆投下、NYで起きた9・11・・・現在も進行中の、イラク戦争に 端を発する世界中を震撼させているテロ。 だれがどう悪いのか・・・・人間はどの時代にも戦争を続けている ように見える。 私は、広島の原爆記念館にまだ行ったことはないが、その展示の 仕方はどうなのだろうか。 外国人に日本で訪れたい場所を聞いてみると、筆頭は、富士山。 そして、京都・奈良、広島、長崎・・・と続く。
by tamayaM
| 2005-08-06 15:28
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