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2005年 10月 27日
ケルンでは、美しい紅葉は望めないと思っていたが、今年は、なぜか黄金色の
紅葉が美しい。気候もゆっくり冬に近づいていくらしく、おだやかな日が多い。 こういう町を自転車で動きまわると、とても快適である。ここでは、自転車 専用道路を走っている限り、道の段差に煩わされることなく、車で走行する のと同様に、一定の速度で走ることができるからだ。 自転車は、車と同じように右側走行を守って、自転車専用道路を通る。 歩道は、走ってはならないという規則がある。 道は、車専用、次に自転車専用、そして歩道の順に通る場所がきまっている。 歩行者と自転車の棲み分けがきちんとできている。 だから、前にご紹介した子ども用ハッチを牽引した自転車と、乳母車や ストローラーが同じ道を通ることがないため、危険がないのである。 自転車は、かなりのスピードで走り、乳母車や散歩の人は、 ゆっくり歩道を歩けばよろしい。 驚くことは、この方式がどんな町に行っても適用されていて、だれにでも わかりやすくできていることだ。路上に色分けされたり、線が引いて あったりして区分がはっきりしている。 このルールを知らないのは、日本から来たばかりの旅行者。ついつい、 自転車道に踏み込んでしまうので、同行者は、時に注意してあげなけれ ばならない。私もドイツに来たばかりの時には、ぼんやり歩いていて、 何度も人に注意された。 ドイツから持って帰りたいものを一つ挙げるとすれば、この車にも、歩行者 にもやさしい走行ルールときちんと棲み分けのできた道。 この町を歩いていると、手押し車のたぐいが実に多い。乳母車、ストローラー ばかりではなく、車椅子、歩行器を押しながら歩く人々、医療器具を引っ張り ながら歩く人々、それに、手押し式買い物袋、スーパーのカートのような物を 引いている人さえいる。 寒い土地柄からか、足の不自由なお年寄りが多いように見える。 長い人生の間には、足が不自由になったり、たくさんの荷物を運ばなければ ならなかったり、自転車に煩わされずにゆっくり行きたい時だってあるさ。 道は、色々な速度で行きたい人が通るものだから、だれにとっても利用し やすくなくちゃ!
by tamayam
| 2005-10-27 15:52
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