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2005年 11月 07日
みなさんの住む町で、長い夜 という行事があるかしら。 ここケルンでは、昨夜、つまり11月5日(土)の午後7時から、翌朝の 午前3時まで、ケルンの長い夜(Lange Nacht )が行われた。 昨年は、初めての経験でどういうことかよくわからなかったが、今年は 2度目なので、夜遊びを楽しんだ。 ケルン中の主だった文化施設・美術館が深夜3時まで開いている。美術館 では、単に常設展を一般公開するというだけでなく、時間を限って、ホール で音楽のミニコンサート、パーフォーマンス、美術評論家のお話、詩の朗読、 展示会などが行われる。 深夜に美術館・博物館(独語ではどちらもMuseum)のはしごをするには、 足の便が・・・という向きには、ちゃんと市のMuseum巡り無料臨時バスが 運行しており、Museumの前で待っていると、2両編成のバスが 来てくれる。バス路線は、ケルンを5つのゾーンに分けて、東部なら東廻り バスに乗ればいいのだ。バスは超満員だったが、ミネラルウォーターを 1本ずつ配ってくれたり、大サービス。 料金は、一晩どのMuseumにも入場できて、13ユーロ(1750円ぐらい)。 私は、2つのMuseumを観たあとで、無料バスでライン川を渡り、対岸から 動物園まで通っているロープウェイに乗ってきた。ライン川を上空から見おろ しながら、前方のライトアップされた大聖堂を眺める。周りに高層ビルもあまり ないし、ネオンなどもほとんどないので、闇夜に浮かぶ大聖堂の姿は神々しく 絶景だった。ケルンの東部、北部の二つのゾーンを巡って、美術館の 所在地がだいたいわかったので、日を改めて行ってみようと思った。 こういう催し物をすることで、よいことは、tamayamのような普段文化施設に なじみがない人を、誘い込めることである。ケルン市もよくやるわ。 東京や大阪では広すぎるだろうが、ゾーンを限ってこういう催し物をしたら よいかもしれないねぇ。 この行事は、例年、11月の第一土曜日に決まっている。冬時間に移行した 週末の翌週。つまり、この週から、野外の活動にとって代わって、夜の、 文化活動中心の冬プログラムに入るわけです。 コンサート、オペラ・・・夜の7時半ごろから開始する。 昨年は失敗したのですが、今回はちゃんとヒールのある靴を履いて、ドレッ シーな格好で出かけた。夜だからと言って、Museum巡りは、町歩きの 格好じゃちょっと不釣合いだと昨年思い知った。 Museumのロビーで、ワインなど嗜んでいる人たちも、大人は、大人らしく、、 若者は若者らしく、昼間の格好ではなく着替えて来ていました。 夏と冬、昼と夜・・・大人と子どもの楽しみ方、仕事とOFFの格好・・・眼には 見えない けじめ があるようです。そういうのは、住んでみて 初めてわかることでしょうね。
by tamayam
| 2005-11-07 02:38
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