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2005年 12月 11日
先週出かけたStuttgartの歩行者天国の裏通りでクリスマス市を見かけた。
かなり大掛かりな市の中ほどに大きなくるみわり人形が立っていた。 電気仕掛けで口がぱっくり開いて殻つきのくるみを飲み込んでしまう。 面白いので、私も口をあんぐり開けて、しばらく眺めてしまった。 くるみ割り人形というと、チャイコフスキーの軽快な曲を思い出す。 なぜかクリスマスごろに必ず演じられる曲目ということになっている。 ドイツのエルツ地方、チェコとの国境近くのザイフェン(Seiffen)という町で こういう木製のおもちゃが作られているようだ。昔は錫の鉱山があったところ らしいのだが、廃鉱になってから木工細工の町になった。 クリスマス市でも日本のこけし人形のようなくるみ割り人形を見かけることがあるが、 ちょっと、独特の怖い顔をしている。きゃぁ~かわゆい!と女の子が気に入るような 可愛さはない。 この町を訪れた方のサイトによれば、為政者や領主など の権力者に、くるみのような固い殻の実を割らせて、いい気味と 憂さ晴らしの気持ちをこめてこしらえたらしいのだ。 英語のnutsもドイツ語のNussもろくな意味がない。 チェ!と舌打ちしたくなるとき、この言葉が登場する。木の実には何の罪もないのに。 くるみを割るという機能はとっくに失われて、けっこうお高い手工芸品になっている。 アンティーク・ショップなどでも見かけるから、コレクターがいるのかもしれない。
by tamayam
| 2005-12-11 06:42
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