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2006年 07月 16日
一週間すごした村の隣りは、Kaiserbergというシュヴァイツァー博士の
生家のある村。自転車で行けば、15分ぐらいと聞いたが、行けなかった。 その村をすこし西へ行くと、リクヴィール(Riquewihr))という村があって アルザスの真珠 と言われている。Colmarと並んで戦火を免れたため、 中世の町並みがそのまま残っているというので、案内してもらった。 村の入り口からだらだらとした坂を上っていくと、高い石造りの塔があり、 城門の役割を果たしている。 道の両側には、15,6世紀に建てられた可愛らしい木組みの家々が 建ち並び、まるでおとぎ話の世界に紛れ込んだよう。 このあたりの名物は、白ワイン。どこもかしこもブドウの木が斜面を埋めつく している。 もう一つの名物は、クーゲルホフというお菓子パン。 クーゲルホフ型というケーキ型は知っていたが、ここがその発祥地であるとは! 陶製や、ほうろう製のクーゲルホフ型が売られていた。 その他に、フォアグラ(ガチョウの肝臓の珍味)を代表とするパテ類。 女性の手仕事の伝統がしっかり生きている豊かな土地柄と見た。 ↑真ん中の少女がもっているのが、クーゲルホフという菓子パン。 坂道の途中にHansi 美術館がある。フランス語ではHは発音しないから、 アンシというニックネームで知られている風俗画家。 本名は、Jean-Jacques Waltz(1871-1951) 子どものころ、どこかで見たことがあるような、なつかしい絵が並んでいて、 アルザス地方の子どもの生活を生き生きと映し出している。 女の子は顔の大きさよりも大きいリボンを頭の後ろに飾るのが習慣らしく、 とても特徴的だ。 カトリックかプロテスタントかによって色の識別があると説明してもらった のだが、黒がどちらだったか聞き漏らした。 中世は、宗教が絡む戦争に明け暮れた時代だったのだから、ここも例外では なかったのだろう。 Hansiの絵は絵葉書として売られていて、“昔の少女”はだれでも足を止めずに はいられない。tamayamも少女時代のまなざしになって、絵葉書を何枚か 買ってしまった。「Blogでお見せするため」なんて、理屈をつけちゃって・・・。
by tamayam
| 2006-07-16 19:50
| たび
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