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2006年 08月 02日
シアトルの北、カナダの国境を越えると、すぐの町がヴァンクーヴァー
(Vancouver)だ。カナダの西の玄関口。 私どもは、小さな飛行機で飛んだが、車で行っても3時間足らず。 家族といっしょにこの町に6,7年住んでいたことがあるtamayamは、 どの通りにも、なじみがあり、何を見ても懐かしい。 2000年に訪ねて以来だから、今回は、6年ぶりの訪問ということになる。 ダウンタウンのHornby通りに宿をとり、下町は徒歩で、郊外は車で行きたい ところをすべて巡ってみた。 子どもたちとよく散歩したスタンレーパークにも行った。 魚貝類や新鮮な野菜をを買い求めたグランヴィル・アイランド、中華街も 昔と変わらないにぎわいだった。 何人かの懐かしい友人にも会って、食事をした。お互い相応に年をとり、 多くは仕事の責任から離れ、子どもが巣立ち、落ち着いた老後を楽しんでいる ように見えた。 むかしの行きつけのお寿司屋さんの板前さんにも会えた。お寿司の味も以前と 変わらず、ヨーロッパではとても味わえない海の幸の味をしっかり噛みしめてきた。 下町を歩いていると、 すれ違う人は、若いアジア人が 圧倒的に多い。空港の係官や 受付の人も、非西洋人の顔立ち の人が多い。 移民の多い国なのだ。 香港が英国に返還された前後 には、香港からの移住者が 目についた。 地元の人は、自嘲気味に、 ヴァンクーヴァーじゃなくて、 ホンクーヴァー(Honkouver) だよぉ、とぼやいていたが、 最近の移住者は、韓国人と インド人が主流だそうだ。 昔はしっとりとした格調高い老舗が並んでいたロブソン通りは、いまや、 どこにでも見られるスターバックス、グッチ、エルメスなどが幅をきかせる商店街 に変わっており、若者が騒々しく行き交っている。 やたらと寿司屋の看板が目につくが、テイクアウトの軽食屋のようなもので、 本式の寿司屋とは別物。 おどろいたことに、我々のホテルのすぐ近くに日本の古本チェーン、 [BOOK OFF]があるではないか! 東京で言えば、帝国ホテルのまっ正面という一等地だ。 店内には、文庫本、雑誌、漫画、CD、DVDと充実した品揃え。日本の活字に飢えて いるtamayamは早速、文庫本を数冊買い求め、ホテルのベッドに寝ころんで、 読みまくってしまった。帰るときには、読み終えた本をしっかり売り払って来たが。 ヴァンクーヴァーは、新交通システムや、EXPOの跡地、イェールタウンなど、 新名所も数多あるようだった。が、我々は、住んでいた当時に無かったものには 格別関心がない。 追憶を求めている者には、往時のできごとに繋がらないものには意味がないの だった。
by tamayaM
| 2006-08-02 04:57
| たび
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