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2005年 06月 06日
いま、ケルンの町で空気中に綿毛のようなものが無数に飛んでいる。
私の事務所は、リンクと呼ばれる緑地にあるので、窓を開けると 机の上にも、コンピュータの上にも綿埃のような白いふわふわ がまとわりつく。 眼に入ることもあるし、鼻から吸い込むことだってあるかもしれないが、 花粉と違ってアレルギーの元になるという感じではない。 ともかく綿毛がどこからかしんしんと降ってきて、宙に舞い、地面は うっすらと綿毛の層で覆われるのだ。 不愉快というほどではなくて、夏の訪れの風物詩のようなもの。 しかし、窓があけられない、衣服や髪についた綿埃をとらなくてはならない など、若干のわずらわしさとしばらくは付き合わなければならない。 柳絮(りゅうじょ)という言葉は、北京に赴任した方の手記の中で 知った。北京では楊柳という種類の並木道が多いそうだ。 柳絮が降るのは、そんなに長い間ではなくて数日のようだ。 まるで雪のように空を埋め尽くして、一斉に降ると書いてある。 ケルンの柳絮は、一日、二日という短い期間ではなくて、 六月から七月にかけてほぼ一か月ぐらい降り続く。 仕事場の周りにある木はヤナギの種類というよりポプラの木のように見える。 目立たない花がどこに咲いていたのか、柳絮は、 後から後から地面を覆い尽くすまで降る。池の面にも綿毛が一面に 浮いている。 綿毛は、やや粘り気があり、中にちゃんとゴマ粒ほどの種が入っている。 タンポポの綿毛と同じ仕組みである。 追記:朝日新聞の中国特集にも、 柳絮 舞う時 という写真付きコラムがあり 中国人にとって季語のようなものであることを知りました。
by tamayaM
| 2005-06-06 07:29
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