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2005年 08月 25日
ずぅっと昔の記憶のかなたに・・・
よいご旅行を!と言って、西洋のお守りSt. Christopherのペンダントを いただいたことがある。カトリックのお守りだから、フィリピンの人だったのかもしれない。 最近読んだ本に、キリスト教の聖人、クリストフのことが書いてあり、 クリストフ伝説がドイツ人に好まれていることを知った。 その話が、昔のペンダントの記憶に結びついて懐かしく思った。 ・・・『クリストフという男は、頑丈な体の男で、ラインの渡し守だった。 ある晩、小さな男の子がどうしても川を渡してほしいと懇願する。 クリストフは男の子を肩に乗せて川を渡るが、どうしたことか、子どもは だんだん重くなり、クリストフの肩にのしかかる。川を渡ったところで、彼は 力尽き、天に召される。何と、その子どもは、キリストその人だった!』 クリストファーの名は、Christ+bearer (キリストをかつぐ者)の意味があるという。 その話から、St. Christopherは、旅行の守護神ということになっている。 トリアーのPorta Nigraの前で撮影していたら、すぐ目の前の建物の壁面に 古風な天蓋がついているのが目に留まった。天蓋の下の像に、 関心を持っていたわけではないのだが、家に帰ってよく見れば、 それが本で読んだばかりのSt. Christopherの像だった。 クリストフは、重さのあまり、体を「フ」の字に曲げて、太い足を踏ん張って いる。 この写真では顔が見えないので、ここからどうぞ。 下の店の名が、Zum Christopherと読めるから、間違いないだろう。 もう少し色々な知識があれば、旅をしても、もっと深い観方ができるだろうにと、 いつも思う。 旅から帰って写真を整理していると、あとから色々な発見を する。 川原で撮った野草の写真の 一つ。 マクロレンズが捕らえた花の姿は、よく見ると、聖人の光背のようにも見える。 人の目とレンズの目では、ゲージが違うので、時折面白いものが写っていることがある。 花の写真の茎に保護色の虫がへばりついていたり・・・ 思いがけないプレゼントをもらったような悦びだ。 tamayamが聖人クリストフについて読んだ本: ドイツものしり紀行
by tamayam
| 2005-08-25 15:07
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