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2005年 12月 18日
友人が久しぶりに遊びに来てくれたので、どこかに出かける予定だったが、
あいにくケルンはみぞれ混じりの荒れ模様。ゆっくり話したいから、近場の ブラッセルにムール貝の熱々のスープを食べに行こうということになった。 旧友との語らいに、観光は要らない。ただ、おいしい食事とワインがありさえ すれば十分。 ケルンから西に2時間、ブラッセルも気温0度前後で、時おり雪が舞っている。 この日、EUの首脳が集っているとかで、交通規制が敷かれていた。 車はなかなか前に進まない。交通標示が、ドイツ語からフランス語・フラマン語 併記になり、地理にも不案内だから、市内に入ってから、時間がかかった。 やっと、めざすホテルに到着して、グランプラス(Grand Place)まで歩いた。 市庁舎は、ライトアップされ、クリスマスのイメージが映し出される。同時に イメージに合った音響が鳴り響いて、荘厳な調べが広場をつつんでいる。 キリストの生誕を物語る馬小屋がしつらえてあり、巨大なツリーに光が灯る。 それを横目で眺めながら、少し歩いたところのサン・カサリン広場に足を向ける。 グランブラスの夜景は、地元のcredenzaさんの写真で見ていたが、その場に 立ってみると、不思議な荘厳さにつつまれ、幸せな気持ちになれる。 翌朝、グランブラスまで散歩する。大きな風船のような大小の玉が、広場のあちら こちらに置かれていた。中世のギルドの館が取り囲む広場に斬新なディザイン。 周りの建物が映りこんでいる玉を面白く眺めながら、歩きまわった。 友人は以前にここを訪れたときのことを思い出して、懐かしむ。 私もこの一年半に訪れた何度かの小旅行を思い出して、回想を楽しんだ。 中世の人々の意志が感じられるこういう空間は、教会や寺院のお堂に似て、なにか 人をして厳粛な気持ちにさせる。 裏通りを歩いていたら、建物全体にリボンをかけたプレゼントの箱のような店を 見かけた。ベルギー人のユーモアに思わずにっこりしてしまった。
by tamayam
| 2005-12-18 15:29
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