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2006年 02月 19日
昨日、ちょっと誘われて、ベルギーのナミュール(Namur)という所まで出かけた。
あいにくのじゃんじゃん降りだったが、着いたころには、少し小降りになった。 ブリュッセルの南、ケルンから200Kmぐらいのところにある町だ。 フランス・ロレーヌ地方から、リエージュ、マーストリヒトに沿って流れる ムーズ川とその支流のザンブル川が交差するあたりに位置している。 二つの川が交差する地点の岩場に17世紀に建てられたCitadelle(要塞)がそびえていて、 すぐ下を、水かさを増した流れが轟々と音をたてて流れていた。 中心街を歩くと、お茶、ケーキ、オリーブ・オイルの専門店、ギャラリー、骨董品屋、 古本屋などが立ち並んでいる。小粋なショーウィンドーの飾り付けを覗きながら歩く。 ドイツのどっしり、大型のケーキではなくて、洒落たリキュールの香りが立ちのぼる 小型のトルテなどでお茶をいただく。王室御用達のチョコレート店でチョコレートを 買った。 国境を越えてフランス語圏になったとたんに、文化的香りがしてくるのは、なぜだろう かなどと、女友だちと語らいながら、数時間の異国情緒を楽しんだ。 大聖堂の前に、町の楽団が現れて演奏を始めた。足を止めた通行人は、みな体をゆすって 軽快なリズムに応えていた。
by tamayaM
| 2006-02-19 17:47
| たび
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