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2006年 07月 17日
日本は、暑さのピーク時なのですね。JSTVでは35度だ、36度だと
各地の最高温度を報道しています。大変な暑さです。 心から暑中お見舞い申し上げます。 こちらの暑さも半端ではありませんが、少し質がちがうように思います。 一日の温度差が激しいと言おうか、日なたと日かげの温度差が激しいと 言おうか。 私は、ギラギラの日なたが、殊のほか苦手なので、常に日かげを求めて 歩いている。下の写真は、ウンターリンデン美術館。 コルマールのUnterlinden 美術館のウンターリンデンは、ドイツ語で 菩提樹の下という意味。美術館の前の広場には、菩提樹の大木があって、 文字通り、木が陰をつくる水路の周りに、自然に人々が集ってくる。 私も人を待つ必要があって、そこに40分ほど座っていた。涼を求める人々は 小声でしゃべっているのも、地図をながめているのも様々だが、おおむね、 みんなぼや~っとしている。私もぼや~っとして時をやり過ごしていた。 水路のほうへ降りる段があって、数段下がると、2メートルぐらいの幅の 通路になっている。馬に水を飲ませるために、動物が立ちやすいような 空間が造られているのだった。涼を求めるのは、人ばかりではなく、 動物も同じだ。馬に水を与え、休ませることは、非常に大事なこと。 日本の街には、こうした木陰や 水辺のある広い空間が少ない のかなぁ、とぼんやり頭で 考えた。 ちょろちょろした街路樹ではなく、 しっかりとした大木や馬に 水を飲ませられるくらいの 本格的な水辺と空間があれば、 そこが憩いの場所になるのに なぁ。 人サイズというより、馬サイズで 考えてほしいなぁ。 木陰に座っていると、すう~と汗が引き、そよそよと吹く風が心地よい。 ああ、いい気持ち・・・と思いながら、ぼんやりと何も考えないで そこに座っている時間は、 とても幸せな気分だ。 ヨーロッパの人々がバカンスだ、ウアラブだと命がけで、休暇を取りたがる 心理は、何か特別なことをするためと言うより、こういうぼや~っとした 時間がほしいのかもしれない、と感じた。
by tamayam
| 2006-07-17 16:21
| たび
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