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2007年 04月 18日
休暇明けの雑事を片付けている間に、恐ろしい事件が起こった。
日本では、長崎市長が銃撃される事件。 米国では、大学のキャンパスで多くの無関係な人々が一人の人の自殺に 巻き込まれた。銃社会が、他人ごとではないと感じた。 事件のはじめごろの報道で犯人は、アジア系の学生と聞いたので、 日本人でなければよいが・・・とまず感じた。 その後、韓国籍の定住者だとわかった。 次に、韓国人や、他のアジア人が攻撃に対照になりはしないかと心配した。 米国人には、中国、韓国、日本の区別などはほどんどつかないだろうし、 彼らにとっては、極東の国々はどこも似たようなもの、という認識だから。 帰宅してから、CNNのニュースでブッシュ大統領が出席した追悼集会の模様を 観た。カメラが捕らえる学生たちの表情は、痛々しく、疲労の色がにじんでいた。 画面には、アジア系の学生ばかりでなく、イスラム系や他の民族の顔も 映し出されていた。このごろの大学は、多かれ少なかれ、多民族の集団なのだ。 日本でも事情は同じだろうし、これからますますそういう傾向になるだろう。 ブッシュ大統領、ヴァージニア州関係者、大学関係者、それぞれのスピーチ: 「今は心が痛みでいっぱいであるが、その痛みは、みなで分かち合おう。しかし、 永遠に癒されぬ痛みはなく、我々は、短絡的に何かを恨んだり、怒りをどこかに ぶつけるような行為は、慎まなければならない。」 学生たちに対して、自分に対して、諄々とさとし、訴えるような内容であった。 宗教関係者が、次々にスピーチした。始めは、イスラム教のリーダー、次に仏教、 ユダヤ教、最後にキリスト教と4つの宗教の代表だった。1万人を越える会衆の 中には、いろいろな宗教の人がいるからだろう。 学生をかばうために自分がバリケードになって亡くなった、年老いた教授は、 航空工学の権威で、ルーマニア出身のイスラエル人。あのナチス時代に、命からがら 米国へ亡命した学者であったということだ。ホローコーストの毒牙から逃れた人が まさか、こんなことで命を落とすとは、考えてもみなかっただろう。 写真は、キジ科 キンケイ 4月8日 Kew Garden で
by tamayam
| 2007-04-18 16:05
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